370mLがボイスロイドという物に強く惹かれる要因となった動画は幾つかあります。
残念ながら、初めて遭遇した動画は消えちゃいました。
致し方ない事ではありますが、是非ともオススメしたかったです。とっても好きでしたからね。
ともかくとしまして。
その際に出会ったのは結月ゆかりさんでした。
そして東北ずん子ちゃんも頻繁に登場してました。
「ほう、東北ずん子、そんな存在も居るのか。
でもこの子、俺、見たこと無いな」
申し訳のない話ではあるのですが、ボイスロイドに遭遇したての私には全貌はがまだ見えておらず、
また東北家に関する情報や、「ずんだホライずん」の存在も全く知らず。
そんな中で東北ずん子というキャラクターの喋り方がまあー可愛いと思いまして。
いや可愛いですよね。
「ですよ?」の発音とか、優しすぎて、
ずんだアローで心を射抜かれた気分ですよ。
なんやかんや、検索してみまして。
そんな中で見つけた動画で更に「東北きりたん」を知り、
驚愕。
「なんだこの子。
ちょっと完成度高すぎないか?」
早速、他の有名な動画を放ったらかしに、東北きりたん実況を探し始める370mL。
そこで見つけたのがこのオススメ動画。
【Kenshi】きりたんが荒野を征く Part 1【東北きりたん実況】
【簡単なあらすじ】
極めてのんびりとしたペースで進行していく、kenshiというゲームの東北きりたんメインの実況動画。
ニコニコ動画におけるkenshi実況動画としては、2番手になります。
基本的には第三者視点的な立ち位置から、kenshiというゲームがどういった内容なのかを実況していくスタイル。
動画を見れば一発で分かる程に丁寧な動画進行です。
進行自体はスローペース。一方で見所が仰山と詰め込まれていて、飛ばすだなんて不可能でしょう。
製品版になる1年程前、早期アクセス版、つまりはベータ版でのプレイなので、
製品版となった現時点とでは仕様や地名などの名称に多少の違いが存在しますが、
ほぼほぼバニラの環境でずっと進めている動画ですので、初心者や初見さんに今もまず見てほしい動画です。
具体的に何を目的としたゲームなのか。
実はこのkenshiというゲーム、メインストーリーは存在しません。
フレーバー程度の初期設定の元、広大なオープンワールドに放り出されて、後は自由。
この動画の東北きりたんは、ロクな服を着ていないという状況から始まった影響、
まずは服を入手しよう!
というような不思議な目的をもって行動を開始します。
ですがそれすらままならないのが、このkenshiというゲーム。
服を入手するだけにも関わらず、全く簡単ではありません。
というか怒涛の展開の連続。開幕からクライマックス状態です。
決して劇場型寄りではないのですが、何故か劇場型かのような凄まじい状態に平気で陥るので、目が離せなくなるでしょう。
投稿主であるPonshuさんは自前で用意した東北きりたんの立ち絵を使用してまして、それがとっても可愛らしいです。
そしてそれだけではなく、MODの自作すら行っています。
拠点名それでいいのかみたいな物にしたりとか、
咄嗟の判断を誤って大ピンチに陥ったり。
それを切り抜けてくれる事で、このゲーム最大の魅力を垣間見る事が出来ます。
そこにはドラマがあるんです。
ただ負ける、ただ勝つ。
ゲームですので、そんな簡単な話ばかりです。
その筈なんです。
しかし視聴して頂ければ、数パートで途中で気がついてくれると思います。
もしくはkenshiというゲームをプレイした時に必ず1度は遭遇する筈の出来事。
類似し得る出来事なんてごまんとある筈なのに、
それでもそこには、他では例えようのない、
ドラマがあるんです。
果たして東北きりたんは、無事、服を手に入れる事が出来るのでしょうか。
【簡単なあらすじ終了】
堪らずゲームを購入までしてしまった、そんな動画です。
あと370mLがやけにVOICEROID実況動画に拘ってる理由でもあります。
※何故かは分かりませんが、投稿主であるPonshuさんは「お母さん」と呼ばれており、
なかなか、欲望を抑えきれてない感じのコメントも見受けられます^p^
再生数もコメント数も凄まじい事になっております。
(※多くの人がこのkenshi動画を見て買った、実況を始めた、という報告等が理由かもしれませんね。他実況者さんがお母さん呼びしてます。)
この動画の何が一番凄いって、
『kenshi』と言われるゲームを日本のユーザーに知らしめるキッカケとなった点です。
Steamにおける上位ランキング入りを果たす結果をもたらしました。
うひゃあ、お値段随分上がっちゃいましたね^p^
370mLが出会った当時は1980円だった気がします。
ですが、上のオススメ動画を見た後ならば、買うかどうかを迷うかも知れません。
ただ購入前にまず確認しておいて欲しいのですが、このゲーム、
要求PCスペックがちょっとばかし高いです。
そして初心者に凄く厳しいのも難点です。
とても難しいゲームです。
完璧なゲームとも言えないでしょう。
バグが多いという評価が散見出来ますが、事実です。
フリーズは決して珍しい事ではありません。
それでも、値段に違わないだけ、遊ぶことが出来るでしょう。
Kenshiとは、クリス・ハント氏が「自分が楽しむ為のゲーム」を作る事をコンセプトに、
十年以上の開発期間を費やして完成した、オープンワールド型オフラインRPG。
なんと開発開始から6年ほどはたったの1人でゲーム開発をしていたそうで。
その後は4人体制になり、そうしてゲームはとうとう完成。正式版リリースはつい最近の話です。
あらすじでも述べましたが、最初こそ難易度が高いです。
というか何も分からないままにゲームを開始した場合、雑多にやっていたらまず生き残れません。
いや、雑多にやらなくても生き残れない事はザラだと思います。
本当、何かある度に死んだりします。
突然ワケも分からず斬りかかられて腕や足を失ったりします。
なんか気がついたら牢屋に入れられてたりします。
知らず識らず偶然にも通りすがりの盗賊に囲まれるような形になってしまい、どうしようもなくなったりもします。
遠出しようとしたら悍ましいモンスターに追いかけられ追いつかれ、生きたまま貪られる事だってあります。
本当、信じられない程に息苦しいスタートを余儀なくされます。
何度もボコボコにされたりする内に強くなっていったり、
努力(という名の研究やkoufu)を重ねていく内に出来る事が増えたりと、
ただの弱者という立場は大幅に改善していきます。
あらすじでも述べた通り、このゲームにはメインストーリー、いわゆる目標と呼べるものは無く、
あるとしても、散りばめられたサブストーリー。
更に具体的に言うと、Falloutのような分かりやすいサブミッションやサブストーリーですらありません。
自由です。
まさしく正真正銘、本当の意味合いで。
腐敗した国家を武力によって押しつぶす、
人生を諦めて権力者の奴隷として生きる、
ただただ行商人や商売人として生活する、
生き抜く為に盗みや殺人を働く、
賞金首を見つけて捕らえて生計を立てる、
狩人となって素材を手に入れて売り捌く、
広大な土地の何処かで生産的な活動を続けて過ごす。
全部自由です。
何をしてもいい。
何かをしなくてもいい。
一方で、力があれば何でも許されます。潰す事も殺す事も。そして逆もまた然り。
この世界において何ら特別ではない主人公達は、たゆまぬ努力を続けなくてはならないのです。
この動画シリーズにおいて好きなシーンは、沢山あります。絵にしたい場面が沢山あります。
でもひとまずは、1つだけということで。
東北きりたんの旅はまだ終わっていません。
ただし、終わりは徐々に、着実に迫ってきています。
いつまでも見ていたい動画ですが、どうか完結まで、でも、無理せずに頑張ってほしいですね。
ところで、気がついた事があります。
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